わが国最初の商工会議所である「商法会議所」は明治11(1878)年に東京、大阪、神戸で設立されました。その後、全国の主要都市に相次いで 設立され、明治25(1892)年に15の商業会議所がその連合体として「商業会議所連合会」を結成しました。 そして大正11(1922)年6月に「商業会議所連合会」を改編し、常設の機構・事務局を持つ「日本商工会議所」が誕生しました。それ以後、 名称・組織の 変更など様々な変遷がありましたが、戦後の昭和29(1954)年に現行「商工会議所法」に基づき特別認可法人として改編され、 今日に至っています。現在(平成21年4月時点)、全国で515商工会議所がそれぞれの地域で活動しています。
本会議所は、地区内における商工業者の共同社会を基盤とし、商工業の総合的な改善発展を図り、兼ねて社会一般の福祉の増進に資し、わが国 商工業の発展に寄与することを目的とする。
商工会議所は、会員組織です。特定の業種や産業に限定されず、また企業の大小を問わず、広く商工業一般を通じた「総合的経済団体」であるが、その 運営を支え、事業活動の源泉は会員の方々です。 一人一人の意見は小さくとも、あなたの意見は会議所の意見となり、さらに日本商工会議所の意見とすることもできるのです。あなたの意見が国会や行政庁等を動かすのです。